市川 貴大
くまの木里山応援団 団長
経歴
活動の概要と今後の抱負
森林での物質循環を中心に、森林を構成する樹種の違いが生態系内の養分動態や土壌の養分特性に及ぼす影響について解明するとともに、里山における落葉の利活用や放射性セシウム濃度および量の変化について研究しています。また、森林・緑地での各種調査法の検討をはじめ、森林や環境保全に関心をもってもらうための情報発信にも力をいれています。
農山村では里山等の地域資源を保全し活用していくことが重要であり、里山での放射性セシウム濃度および量の変化について、長期的に調査研究を行います。また、落葉堆肥等の地域資源の活用に関する調査研究にも積極的にチャレンジしていきます。
くまの木里山応援団の活動を通じて、里山保全・再生活動をはじめとした農山村支援を展開していきたいと考えています。
職務
経歴
福島大学・食農学類 准教授
2020 - 2021
森林育成学を担当しました。
栃木県
2004 - 2020
栃木県塩谷農業振興事務所、栃木県農村振興課、栃木県芳賀農業振興事務所、栃木県農政課、栃木県東京事務所いいもの販売推進本部を担当しました。農業職として採用され、中山間地振興や野菜の普及員、6次産業化・農商工連携支援、農業災害対応などに従事しました。
くまの木里山応援団
2008 - 現在
様々な地域イベントに参画して、クラゲのような存在になっていることに気がつき、当時のNPO法人の遠藤正久理事長からお声かけがあり、くまの木里山応援団活動を第3日曜日に活動しています。無理のないよう取組んでおり、おかげさまで毎年良い活動ができるようになっています。
ふるさと高原山を愛する集い実行委員会
2013 - 現在
故船村徹先生のお声かけで、国民の祝日「山の日」の制定と、ふるさとの山「高原山」を大切にしようということで、結成しました。現在は高原山山開きやイヌブナ自然林ハイキングなどを開催しています。
学歴
千葉大学大学院自然科学研究科
1999 - 2004
博士前期課程、後期課程をそれぞれ修了しました。
千葉大学園芸学部
1995 - 1999
緑地・環境学科緑地植物学研究室(現在再生生態学研究室)に在籍しました。